BRZの思い出
2019年の6月に7年9万キロ乗ったBRZを売却し、
楽しかったBRZの思い出を振り返ろうと思います。
長文になりますが最後までお読みいただけると嬉しいです。
BRZは私が買った初めての車でした。
買ったのは今はなくなった16インチタイヤのグレード。
お金がなかったというのもありますが(今もない)、
ツーリングカー的に使いたかったので、
LSDがついておらずファイナルが1割ハイギアードで
そこそこの扁平率のタイヤを履いたこのモデルがいいとの判断でした。
買ってさっそく角島に行ったのですが、
途中止まったコンビニの駐車場で
リアバンパーをこするという悲しいアクシデント(´;ω;`)
なれない車の運転は気を付けろという強烈な教訓を残してくれました。
買ってしばらく乗った印象はあまり芳しくありませんでした。
大きな不満点は下の2点でした。
・路面の小さい凹凸をダンパーが吸収せずブッシュがピコピコ動くので
乗り心地がよくない。
乗り心地に関しては購入半年後に装着したSTIのフレキシブルタワーバー
によって劇的に改善します。フロントサス周りの剛性が上がることで、
小さい凹凸でブッシュではなくダンパーがしっかり動けるようになり、
乗り心地がよくなり、ハンドルの安定感も増したのです。
パーツ一つで車って大きく変わるんだと教えてくれた出来事でした。
スバル車に乗られている方で乗り心地やハンドリングに不満のある方は、
是非フレキシブルタワーバーを装着してほしいと思います。
車内側の取り入れ口をガムテープでふさぐという対策で
心持ちましになりましになりましたが、それ以上に慣れが大きかったです。
3年目(5万キロ)の車検の際にも色々いじりました。
・タイヤを純正のdbAE51(だったかな?)からNANOENERGY2に
→スポーツカーにまさかの超エコタイヤw
まだタイヤの山はあったけど本当に燃費が良くなるか試してみたかった。
で、確かに燃費はよくなったのですが、
雨の日と低温の日のグリップが絶望的に不足しているタイヤでした。
(雑に運転すると交差点でVSCが作動する)
タイヤ交換はこの1回だけで済むタイヤにやさしい車でした。
・年次改良型のボルトに交換
→サス周りとステアリングラックの固定ボルトを
年次改良がかかったものに交換してもらいました。
効果としてはステアリングの遊びが減り反応が良くなったのですが、
私は交換前の方が好みだったかな。
色々な所へ行きましたが、最長のドライブは盛岡競馬場を夕方に出て、
翌日昼に大阪へ帰ってくるという1000kmの道のりです。
この時はさすがに死ぬかと思いましたが、
500~600kmぐらいのドライブであれば
ほとんど疲労感を感じずに楽しく運転できました。
燃費もよくて街中12km/l, 高速18km/l, トータル15km/lという感じでした。
このまま廃車までずっと乗っていようかとも思っていたのですが、
ダウンサイジングターボにMTで乗りたいという気持ちがあった所に、
ブレグジットの影響でどうなるか分からないということが重なって、
車を乗り換える決断をしました。
色々なことを教えてくれた車なので感謝を込めて、
また検討中の人への後押しになればと思いこの文章を書きました。
この車と過ごした7年は控えめに言って最高でした。